失敗の本質―日本軍の組織論的研究 (中公文庫)
出版社/著者からの内容紹介には
「敗戦の原因は何か? 今次の日本軍の戦略、
組織面の研究に新しい光をあて、
日本の企業組織に貴重な示唆を与える一冊。」
と書かれているが、
単に敗因を追究している本ではない。
ノモンハン事件〜沖縄戦まで、
日本軍の失敗に終わった戦いをもとに、
表面的な敗因を追うのではなく、
その失敗の原因に至る背景を分析している。
組織内のコミュニケーションや人事制度、
教育制度などにも着目しており、
これらは現在の企業等にも通じるものであると思う。
どんなに素晴らしい組織を作っても、
それを取り巻く環境は否応なく変化する。
それに応じ組織も変化していかなければ、陳腐化する。
その変化のトリガーを握っているのは上に立つ者。
下から上を変えていくことは困難であるからだ。
自己の組織運営を考えるとき、参考になる1冊である。
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